経済産業省は、平成19年度(2007年度)の我が国のエネルギー需給実績を公表した。平成19年度の日本の最終エネルギー消費は、各部門のエネルギー利用効率が上昇したため、2005年から3年連続で減少(対前年度比-0.7%)。一方、エネルギー起源の二酸化炭素排出量は、主に新潟県中越沖地震などによる原子力発電所の利用率低下の影響によって増加した。部門別では、産業部門は製造業のエネルギー効率が6年連続で改善しているもの、景気が好調であったことから若干増加(+0.9%)。民生部門は、前年と比較すると夏が暑く冬が寒かったため家庭部門が増加したが、業務部門のエネルギー効率の改善等により、部門全体では減少した(-2.2%)。また、運輸部門は2001年をピークに一貫して減少した(-1.9%)。エネルギー消費が減少する一方で、エネルギー起源CO2排出量は増加した。
情報源 |
経済産業省 報道発表
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 経済産業省 | CO2排出量 | エネルギー効率 | エネルギー需給 | エネルギー消費 |
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