環境省は、平成27年10月29日にベトナム・ハノイで開催された「第14回ASEAN+3環境大臣会合」の結果を公表した。同会合では、日中韓3か国からASEANに対する協力についての報告と、日中韓3カ国とASEANの間の環境協力の推進について議論が行われた。日本は、ASEANで取り組まれている環境的に持続可能な都市(ESC)づくりへの支援内容等に言及しつつ、同年9月に国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実現等に向けて、同会合がASEAN+3諸国における環境協力の強化とそれらを含む東アジア地域の環境保全につながることへの期待を述べた。また、ASEANとの協力のレビューでは、同年6月に終了した第2期「ESCに関するモデル都市プログラム」の成果や、第3期目の構想について説明を行った。加えて、都市の低炭素化に資する協力施策として、二国間クレジット制度(JCM)を通じての取組等について紹介したという。なお、次回会合は、2017年にブルネイで開催される予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 中国 | 持続可能 | 環境保全 | 東アジア | 韓国 | ASEAN | 低炭素化 | 環境協力 | JCM |
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