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 日本製紙、木質バイオマスの収量を現行法の1.8倍以上に増やせる林業技術を開発

発表日:2017.06.01


  日本製紙(株)は、東京農工大学、千葉大学と共同で、木質バイオマスの収量を現行法の1.8倍以上に増やせる林業技術を開発した。これは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにおいて、ブラジル北部にある日本製紙(株)保有のユーカリ植林地で進めてきた委託研究の成果。主な開発内容は、1)植林地の土壌情報を収集する土壌センシング装置、2)植林木のDNAマーカーの2つで、植林に適した土地の選択により1.3倍、優良木の選抜・育種により1.4倍、両技術を組合わせることで約1.8倍(=1.3×1.4)の生産量増加が期待できるという。

情報源 日本製紙(株) ニュースリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
機関 日本製紙(株) 東京農工大学 千葉大学 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード バイオマス | 土壌 | 林業 | 木質バイオマス | ブラジル | 東京農工大学 | 日本製紙 | 千葉大学 | DNAマーカー
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