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 日本製紙、江津工場においてセルロースナノファイバーの量産を開始

発表日:2017.09.26


  日本製紙(株)は、江津工場(島根県江津市)において、食品・化粧品向けのセルロースナノファイバー(CNF)の量産を開始すると発表した。同社は、平成29年4月に石巻工場(宮城県石巻市)で、年間生産能力500トン規模のCNF量産設備の稼働を開始している。また、富士工場では、CNF強化樹脂の製造実証設備(年間生産能力10トン以上)を稼働させている。今回、長年にわたり木材成分から機能性ケミカル製品の製造などを行ってきた江津工場で、食品・化粧品などの添加剤として利用可能な「カルボキシメチル化CNF(CMC)」の生産を開始する。食品添加物の製造技術を応用したプロセスにより、繊維幅が数nm~数10nmで、温度による粘度変化が小さく、曳糸性がない(ネバツキがない)CMCを、年間30トン以上量産するという。

情報源 日本製紙(株) ニュースリリース
機関 日本製紙(株)
分野 地球環境
キーワード バイオマス | セルロース | 量産 | 日本製紙 | 木材パルプ | CNF | ナノファイバー
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