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 東芝、次世代リチウムイオン電池の長寿命化などに関する成果を紹介

発表日:2017.10.03


  (株)東芝は、新たな次世代リチウムイオン電池を試作し、性能などを紹介した。同社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業を受けて、電池の急速充電、長寿命、高エネルギー密度化に関する研究開発に取り組んでいる。今回、同社独自の合成方法により、結晶配列の乱れが少ないチタンニオブ系酸化物を生成することに成功し、それを負極材に用いた次世代二次電池リチウムイオン電池を開発した。試作した電池は、容量50Ahの電気自動車(EV)用の電池で、安全性と急速充電特性を維持しながら、負極容量(単位体積当たりの容量)を黒鉛に比べ2倍とすることができる。今後、電池のエネルギー密度のさらなる向上による走行距離の伸長を進め、2019年度の製品化を目指すという。

情報源 (株)東芝 プレスリリース
機関 (株)東芝
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 電気自動車 | EV | 東芝 | 長寿命化 | 二次電池 | 黒鉛 | チタンニオブ系酸化物
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