(株)東芝は、新潟県柏崎市の柏崎フロンティアパークで、二次電池「SCiB(スーパーチャージイオンバッテリー)」の量産拠点として「柏崎工場」が竣工し、2011年2月から生産を開始すると発表した。同工場では、電動車両用途などに向けたSCiBセル及びモジュールの生産を計画しており、生産開始当初の能力を月産50万セルとして、電気自動車向けの20Ahセルから量産を開始し、2011年度中には生産能力を月産100万セル以上に拡大する予定である。同工場は、最先端半導体工場のコンセプトを適用し、生産計画の変更等にフレキシブルに対応できるよう設計されており、将来の需要や品種の変化に対応できる生産体制を構築している。また、クリーンエリア、ドライエリアの最適配置と最小化等により、エネルギー消費量を同社従来工場比で約1/5に削減するなど環境に配慮しているという。同工場での本格的なSCiBの量産開始により、同社は、電気自動車などの電動車両用途向けや、スマートグリッドなどで利用される電力貯蔵向けなどでの事業展開を加速していくという。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
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機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | EV | 東芝 | 電力貯蔵 | 充電 | スマートグリッド | 量産 | 二次電池 | SCiB | 柏崎 |
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