環境省と国立環境研究所・温室効果ガスインベントリオフィスは、インド環境森林気候変動省とともに主催した「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ(WGIA)」第16回会合の結果を公表した。同会合は、2018年7月10日から13日の間に、インド・ニューデリーで開催された。WGIA参加国15ヵ国、気候変動に関する政府間パネル・インベントリタスクフォース(IPCC TFI)などの国際機関および非営利組織等の関係者116名が参加し、1)オープニングセッション、2)インベントリの各分野に関する相互学習、3)IPCC TFIのソフトウェアによる算定手順のトレーニング、4)モンゴルとパプアニューギニアの国別報告書(NC)・隔年更新報告書(BUR)の紹介、5)国立環境研究所、タイ、マレーシア、シンガポールからのFガス(ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六ふっ化硫黄等)算定・排出状況に関する報告、6)各国のデータ収集システムやIPCCガイドラインの改良に関する動向等の紹介と課題の共有等がなされたという。