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 環境省、アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第9回会合(WGIA9)の結果を公表

発表日:2011.07.19


  環境省と(独)国立環境研究所は、カンボジア環境省とともに平成23年7月13日(水)~15日(金)にカンボジア・プノンペンで開催した「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第9回会合(WGIA9)」の結果を公表した。同ワークショップは、平成20年のG8環境大臣会合の結果を受けて、「測定・報告・検証可能(MRV)な温室効果ガス排出削減活動」に関する途上国の能力向上支援のためのワークショップと位置付けられている。今回は、参加者から要望のあったインベントリと気候変動の緩和策の関連性の整理や各分野に特有の課題等の議論に加え、前回WGIA8でWGIA事務局が提案し参加者から支持された、2~3カ国で互いにインベントリやインベントリに用いられたデータを詳細に学習する「相互学習」を実施した。その結果、インベントリ作成者と緩和策を検討する専門家との連携強化や、参加国間の相互学習の有効性などを確認した。さらに、気候変動枠組条約の下で多くの国が第2回国別報告書を提出しつつあることから、次回のインベントリ作成作業を開始する必要性が指摘された。

情報源 環境省 報道発表資料
(独)国立環境研究所 記者発表
機関 環境省 (独)国立環境研究所
分野 地球環境
キーワード 環境省 | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | 国立環境研究所 | ワークショップ | アジア | インベントリ | WGIA | 緩和策 | 相互学習
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