コスモ石油(株)と日本製紙ケミカル(株)は、バイオマスエタノール製造の技術開発に関する共同研究を実施すると発表した。両社は、2008年4月からバイオマスエタノール製造に関するフィージビリティ(実現可能性)調査を実施。その結果、木質原料を利用する第二世代バイオマスエタノールの製造について幾つかの技術課題が明らかになった。そこで、これらの課題の解決をめざし、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「バイオマスエネルギー先導技術研究開発」に応募し、2009年7月7日に委託先として採択が決定された。両社は、今後2年間の予定で、東京大学、九州大学とともに、エタノール製造の原料となる糖類を木質バイオマスから生産するために、製紙技術に適用されている亜硫酸脱リグニン法を応用した前処理技術を開発する研究を進めていくという。
情報源 |
日本製紙ケミカル(株) ニュースリリース
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機関 | 日本製紙ケミカル(株)(現:日本製紙(株)ケミカル事業本部) コスモ石油(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオエタノール | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | バイオマス | コスモ石油 | 東京大学 | 九州大学 | 木質 | 日本製紙ケミカル | 亜硫酸脱リグニン法 |
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