名工大と東北大、気象データと計算科学により熱中症搬送者数などを予測

発表日:2019.08.09

名古屋工業大学と東北大学は、気象情報を入力データとして、高齢者などの熱中症搬送者数を都市ごとに予想可能なモデルを紹介した。これまでに名工大などは、乳幼児や高齢者などの個人特性を考慮した熱中症リスク評価のための複合物理・人の生理応答を統合したシミュレーション技術を開発してきた(既報:2015年7月)。今回、同研究グループは、発汗量(2013~2018年気象データによる大規模シミュレーションによる)、熱中症搬送人員数を比較し、気象情報から搬送者数を予想可能なモデル式を得た。モデル式を用いた計算の結果、1) 高齢者の熱中症リスクは連続した3日間の気象条件に影響し、2)梅雨明け後の熱中症リスクは、夏場に比べて2倍以上であることを立証した。この研究により、救急搬送者数の予測を行うことや、暑い日が続いた場合の熱中症に対する注意喚起が可能となるという。

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