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 萩原工業、ブルーシートのアップサイクルに関する取組の拡充状況を紹介

発表日:2020.07.02


  萩原工業(株)(岡山県倉敷市)は、ブルーシートをトートバッグとしてアップサイクルし、地域の災害復興支援につなげる取組の拡充状況を紹介した。同社は建築・土木現場用ブルーシートでは国内シェアトップを誇る企業で、同県倉敷市真備町などに甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の際にブルーシートの寄付なども行っている。一方、熊本県における先進的な取組にならい、2019年2月から同県総社市の社会福祉法人の主導の下、倉敷帆布生地を用いたカバンの製造等を手掛ける地元企業が使用済みブルーシートを使用したトートバッグの企画・製造、県内限定販売を行い、西日本豪雨被災地に寄付するプロジェクトが進められている。今回、調達量や耐久性の観点から生地の見直しなどが行われ、ブルーシートの生産ロス(表地)・フレキシブル・コンテナクロスの規格外品(裏地)を使用した新たなトートバッグを毎月定量生産する体制が整い、販売エリア・売上の30%を還元するエリアが瀬戸内海に面する都道府県に拡張されるという。

情報源 萩原工業(株) NEWS
〔参考〕萩原工業 NEWS(2019.2.28)
機関 萩原工業(株)  社会福祉法人雪舟福祉会 (一社)BRIGE KUMAMOTO
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 被災地 | 寄付 | 倉敷市 | アップサイクル | ブルーシート | トートバッグ | 災害復興支援 | 西日本豪雨 | 倉敷帆布 | 生産ロス
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