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 丸紅、使い捨て容器に代わる「小麦ブラン」製の新容器を提案

発表日:2020.07.30


  丸紅(株)は、これまでの使い捨て容器に代わる、循環利用可能な小麦ブラン製の容器を提案する。小麦ブランは、小麦を製粉する際に除かれている表皮のこと。今回、社内のビジネスプランコンテストの提案を元に、これまで活用法が少なかった小麦ブランを原料に食器を成型し、使用済み食器を回収・活用するまでを実証実験として、(株)ゼットンの葛西臨海公園内の店舗の協力で開始する(実証期間:2020年8月11日~10月31日)。具体的には、成型した食器を、実施店舗に提供し、使用済ボウル容器は、食べ残しと併せて回収し、粉砕・乾燥を経て、肥料や飼料として活用する。同社は、食品廃材がアップサイクルされるだけでなく、テイクアウト向けのサービスが拡大する飲食事業者のニーズなどに対応すると考え、この実証実験により、飲食店や利用客のフィードバックによる細かなサービス改善を重ねながら、事業化を検討していくという。

情報源 丸紅(株) ニュースリリース(PDF)
〔参考〕丸紅(株) 商品紹介ページ
機関 丸紅(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 回収 | 使い捨て容器 | 事業化 | 小麦 | アップサイクル | ブラン | ゼットン | 葛西臨海公園 | 食品廃材 | テイクアウト
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