国内ニュース


 イオン、「真空スキンパック包装」を用いた食品廃棄物削減の取組を開始

発表日:2020.07.29


  イオン(株)は、精肉などへ「真空スキンパック包装(真空密着包装)」を導入し、鮮度保持期間を延長、輸送時等のダメージからの商品保護機能向上を図る取組を開始する。この取組は、同社と米国ミシガン州の素材科学会社「ダウ社」と締結した協定(カーボンプロジェクト協定)によるもの。ダウ社が開発した素材を使用した真空スキンパック包装は、フィルムが内容物の形状にあわせて伸びることで、精肉などの形が一定でないものでも、シワや隙間無く真空パック可能となる。これまでに、イオンのグループ企業である(株)ダイエーが実験的に導入し、2019年11月に牛肉4品目から展開を開始し、対象品目を拡大している。イオングループの商品へ順次採用することで食品廃棄物削減が期待され、イオンとダウはカーボンプロジェクトにより、食品廃棄削減、資源の有効活用、さらに脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいくという。

情報源 イオン(株) ニュース
機関 イオン(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 食品廃棄 | 真空スキンパック包装 | 鮮度保持 | 商品保護 | 精肉 | 真空パック | ダイエー | 脱炭素社会の実現
関連ニュース

関連する環境技術