兵庫県川西市は民間企業と連携により、市内の医療従事者に「少しでもホッとした時間を持ってもらいたい」という感謝と慰労の気持ちを伝えるため、「安全に食べられるにも関わらず販路を失った」食品を届けるプロジェクトを開始する。同市では、ふるさと納税制度を活用し、このプロジェクトに必要な資金の調達を行っている(寄付募集期間:2021年8月27日~11月25日)。また、2021年5月に、”もったいない”食べものに新たな価値を見出し、美味しいうちに消費者へ届ける事業を展開する(株)ビューティフルスマイル(本社:大阪市)と同市は包括連携協定を結び、食品ロスの削減に共同で取組むこととしていた。今回、同社が取り扱う食材を、コロナ禍で医療現場の最前線に立つ市内の医療従事者(約5,300人)に一人あたり定価1万円相当送ることで、医療従事者に感謝の気持ちを伝える。コロナ禍で大変な今だからこそ「ポジティブな気持ちをカタチにすることで、笑顔の輪を広げていきたい」という。