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 外務省、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)第23回理事会の結果を公表

発表日:2022.05.25


  外務省は、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)第23回理事会の結果概要を公表した(於:アブダビ、オンライン併用、開催日:2022年5月24日-25日)。IRENAは再生可能エネルギーの普及および持続可能な利用の促進を目的として設立された国際機関。今次理事会には、100の国・地域から300名を超える代表者が出席した。今次理事会では、前回理事会議長として日本から小田原潔外務副大臣がオンライン参加した。副大臣は開会挨拶において、今回のウクライナ危機は改めてエネルギー安全保障とエネルギー転換の両立の重要性を認識させたとしつつ、再生可能エネルギーを主としたエネルギーシステムは、気候変動対策だけでなく、エネルギー安全保障の向上にも役立つと述べた。一方、このようなエネルギーシステムへの道筋は一つではなく、各国の事情に応じた議論が重要であり、エネルギーを取り扱う国際機関として最大の加盟国を誇るIRENAは、まさにこの議論のための最適な場所である旨述べた。また、再生可能エネルギーの普及に不可欠な重要鉱物資源のコラボラティブフレームワークの進捗と水素のサプライチェーン構築のための国際貿易にかかる取組みを歓迎した。

情報源 外務省 報道発表資料
機関 外務省
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 水素 | 外務省 | IRENA | 鉱物資源 | 国際再生可能エネルギー機関 | エネルギー安全保障 | アブダビ | エネルギーシステム | ウクライナ危機
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