環境省は、平成22年度環境技術実証事業 小規模事業場向け有機性排水処理技術分野における実証運営機関として、(財)日本環境衛生センターを選定した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。同省では、平成15~19年度に試行した環境技術実証モデル事業の実績を踏まえ、平成20年度から同事業を本格実施している。今後、実証運営機関において、実証試験要領及び手数料項目等についての検討を行い、その後実証機関の公募を行う予定という。