国内ニュース


 農水省、「農林水産省生物多様性戦略」を改定

発表日:2023.03.30


  農林水産省は、「農林水産省生物多様性戦略」を改定した。同省では、平成19年に同戦略を策定(平成24年改定)し、生物多様性をより重視した持続可能な農林水産業やそれを支える農山漁村の活性化を推進してきた。令和4年12月に開催された生物多様性条約COP15の第二部で、生物多様性の新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されたことを受けて、今回、同戦略を改定したもの。同戦略では、「農山漁村が育む自然の恵みを生かし、環境と経済がともに循環・向上する社会」という2030ビジョンと、1)農山漁村における生物多様性と生態系サービスの保全、2)農林水産業による地球環境への影響の低減と保全への貢献、3)サプライチェーン全体での取組、4)生物多様性への理解と行動変容の促進、5)政策手法のグリーン化、6)実施体制の強化という6つの基本方針を掲げて、みどりの食料システム戦略等と整合性をとった各施策の方向性を提示しているという。

情報源 農林水産省 報道発表資料
農林水産省生物多様性戦略 PDF
機関 農林水産省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 農林水産省 | COP15 | グリーン化 | サプライチェーン | 農林水産省生物多様性戦略 | みどりの食料システム戦略 | 昆明・モントリオール生物多様性枠組 | 2030ビジョン
関連ニュース

関連する環境技術