東京都は、廃食用油回収促進に係る事業提案を公募する(公募期間:令和5年4月27日~5月23日、選定件数:2件程度)。都は、2050年までに、世界のCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を目指し、持続可能な資源利用への転換を推進している。航空業界では、2050年カーボンニュートラル達成のため、持続可能な航空燃料(SAF)の調達・使用に取り組んでいるが、原料となるバイオマス等の調達が課題となっている。このためSAFの原料となる廃食用油の回収キャンペーン等を都と共同で行う事業を公募し、共同で事業を実施する。公募の対象は、1)都と共同で東京都内において、廃食用油の回収及び情報発信を行うものであること、2)回収した廃食用油はSAFその他のバイオマス燃料の原料として使用するものであること、3)回収した廃食用油を将来SAF原料にするために必要な検討を行うものであること―の3つの要件を満たす事業提案となっている。また、事業にかかる都の負担額は、1事業当たり1,000万円まで(補助率1/2以内)、都が設置する審査委員会で提案内容を審査した上で選定を行う。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 東京都 | バイオマス | CO2排出量 | 廃食用油 | カーボンニュートラル | ゼロエミッション東京 | SAF | 航空燃料 |
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