経済産業省は、(独法)エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)及びマレーシア国営石油会社ペトロナス社と、日本とマレーシアの2国間で温室効果ガス削減に貢献するCCS事業実現のため、二酸化炭素の越境輸送・貯留に関する協力覚書に署名した。マレーシアへCO2を越境輸送するには、ルール整備とCO2削減量算出方法の二国間協議が必要であり、三者は二国間のCO2越境輸送・貯留に関する検討推進のため、第3回アジアCCUSネットワークフォーラムにおいて、同覚書に署名した。これは、2023年3月3日に東京で開催された同省主催のアジア・ゼロエミッション共同体(Asia Zero Emissions Community:AZEC)官民投資フォーラムの声明に基づき、気候変動への対処を世界共通の課題として、エネルギー安全保障の確保、カーボンニュートラルとネット・ゼロ・エミッションに向けた協力を推進するもの。同省は引き続き、アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブなどを踏まえ、我が国のエネルギーセキュリティの向上と、マレーシアをはじめとするアジア地域における持続的な経済発展やカーボンニュートラルの実現に貢献する。また、日本が主導する「アジアCCUSネットワーク」を通じ、日本の技術や制度、ノウハウを生かし、アジア全域での知見の共有や事業環境整備を推進していくという。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 (独法)エネルギー・金属鉱物資源機構 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | CCS | マレーシア | カーボンニュートラル | JOGMEC | 越境輸送 | アジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ | AZEC | PETRONAS | アジアCCUSネットワーク | ネット・ゼロ・エミッション |
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