農業IoTクラウド事業などを展開するデザミス(本社:東京都江東区)は、千代田組ほか1社と業務提携し、家畜排せつ物から新しい資源を生み出す装置の実証実験を開始すると発表した。実証プラントは、家畜排せつ物の体積を1/100~1/500に減容し、減容された有機物からリンやカリウムなどの副産物を抽出するもの。処理プロセスは、非常に強い酸化力を持つOHラジカルを利用し、有機物を酸化分解してセラミック系粉末を製造する流れとなっている。畜産農家の経営コストを圧縮するとともに、副産物による収益還元を狙っている。また、酸化分解の過程で発生するGHGを大幅に削減し、環境負荷を低減する効果もあり、堆肥化と並ぶ家畜排せつ物有効活用の新たな選択肢を提供するものであり、サステナブルな畜産経営の実現に資する、と訴求している。
情報源 |
デザミス プレスリリース
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機関 | デザミス(株) (株)千代田組 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | OHラジカル | サステナブル | 酸化分解 | 家畜排せつ物 | 環境負荷低減 | 畜産経営 | 有機物減容 | セラミック製造 | 経営コスト削減 | 副産物収益化 |
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