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 東北電力(株)、新仙台火力発電所構内にコンバインドサイクル発電設備を建設

発表日:2011.11.30


  東北電力(株)は、新仙台火力発電所構内にコンバインドサイクル発電設備を建設すると発表した。コンバインドサイクル発電設備は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電を行うもので、従来の発電方式と比較して熱効率が高く、燃料費とともに二酸化炭素の排出量を削減することができる。今回の計画は、同発電所において、電力の安定供給を確保しつつ、発電コスト低減と二酸化炭素排出削減を実現するため、運転開始後30年以上が経過し劣化が進んだ既設の1・2号機(合計出力95万kW)を廃止し、新たに3号系列として、発電効率が高いコンバインドサイクル発電設備を建設するもの。これにより、3号系列の熱効率は、同社の火力発電所では最も高い59%以上を見込んでおり、従来型のガス火力と比較し、燃料費、二酸化炭素排出量ともに約3割を削減できるという。また、新たにLNG燃料設備も建設し、燃料供給源を分散化することで、自然災害に対して、より安定した燃料供給を図る。なお、同3号系列は、平成28年7月、平成29年7月にそれぞれ半量(出力49万kW)の営業運転開始を予定している。

情報源 東北電力(株) プレスリリース
機関 東北電力(株)
分野 地球環境
キーワード コンバインドサイクル発電 | 発電効率 | 二酸化炭素 | 東北電力 | LNG | ガスタービン | 火力発電所 | 蒸気タービン
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