(株)東芝は、慶応義塾大学等による「電動フルフラットバスの実証研究」プロジェクトで開発を進めている電動バスの試験車両向けに、60Ah級の二次電池「SCiB」(スーパーチャージイオンバッテリー)を納入すると発表した。今回納入するSCiBは、2010年度中に供給を開始する予定の60Ah級セルのプロトタイプである。今回、バスでの使用に求められる、長寿命、急速充電、低温特性、安全性などのSCiBの特性が評価され、採用に至ったという。また同社は、神奈川県を中心とする、電動バスの実用化に向けた開発体制(コンソーシアム)にも参画し、同コンソーシアムで行う第二次プロトタイプ車両開発に協力していく。同車両は、上記の実証研究プロジェクトで開発した試験車両をもとに、実用化に向けた技術開発・改良を行うもので、同社は電池モジュール開発を担当する予定。同社は、これらのプロジェクトやコンソーシアムへの参画を通じて、電動バス向けSCiBの研究開発を加速するとともに、今後も電気自動車向け事業の拡大を図っていくという。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
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機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 長寿命 | 東芝 | 実証 | コンソーシアム | 慶応義塾大学 | 神奈川県 | 二次電池 | SCiB | 電動バス |
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