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 三菱マテリアル(株)、リチウムイオン二次電池用に高容量化と長寿命化を実現した負極材料を開発

発表日:2011.01.24


  三菱マテリアル(株)は、リチウムイオン二次電池用に高容量化と長寿命化を実現した負極材料を開発したと発表した。今日、電気自動車等の車載向けリチウムイオン二次電池の用途拡大が期待されるなか、電池材料のさらなる高容量化が求められている。しかし、現行の負極に用いられている炭素系材料は、すでに限界とされる理論容量に近づいており、新たな材料の開発が強く要望されてきた。こうした中、同社は、スズを主成分とする合金系の負極材料を新開発。スズは、炭素系材料に比べて約2.7倍の理論容量を有している一方、負極材料として用いた場合、充放電に伴う膨張・収縮を繰り返すことで材料自体の構造が破壊され、短寿命という欠点があったが、同社は今回、スズの粒子サイズを2ミクロン以下に微細化し、内部に歪を緩和できるような空間構造を形成させたことで、高容量化と長寿命化を共に実現させた。今後、同社では、サンプルワークを実施し、量産化の検討を進める予定という。

情報源 三菱マテリアル(株) プレスリリース(PDF)
機関 三菱マテリアル(株)
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 電気自動車 | 長寿命 | 三菱マテリアル | 量産化 | 充放電 | 負極材 | 高容量 | スズ | 炭素系
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