川崎重工業(株)は、マレーシアのコンバインドサイクル発電設備向けに、蒸気タービン発電設備3基を受注したと発表した。コンバインドサイクル発電とは、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせることで発電効率を高めた発電方法であり、ガスタービン排熱を利用して蒸気を発生させ、その蒸気で蒸気タービンを回して発電する。同社は今回、台湾のCTCIコーポレーションを通じて、マレーシアの独立系電力会社であるキマニス・パワー社が同国サバ州で進めている、総発電容量300MWのコンバインドサイクル発電プロジェクト向けに蒸気タービン発電設備(定格出力37.6MW)を受注。今後、2012年6月から順次、同設備を引き渡す予定という。なお、同コンバインドサイクル発電プロジェクトで発電される電力は、サバ州内に供給される。
情報源 |
川崎重工業(株) ニュース
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機関 | 川崎重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | コンバインドサイクル発電 | マレーシア | 川崎重工業 | 排熱 | ガスタービン | 台湾 | 蒸気タービン | キマニス・パワー社 | サバ州 |
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