東京電力(株)は、千葉火力発電所敷地内に設置するガスタービン発電設備を、コンバインドサイクル方式に変更する実施計画を発表した。今回の計画は、平成23年3月11日の震災以降、需給が逼迫する中で、供給力確保策の一環として、同発電所敷地内に緊急的に設置する3台のガスタービン全てを、平成24年7月の運転開始後、平成26年7月までにコンバインドサイクル方式に変更し、恒常的な電源として活用するもの。具体的には、ガスタービン発電設備に、排熱回収ボイラ、蒸気タービンおよび発電機などを設置するもので、ガスタービンの排熱を有効利用し、新たな発電用燃料を使用せずに、出力の増加(合計出力150.0万kW(50.0万kW×3軸))、熱効率の向上(約58%)が期待できるとともに、排熱回収ボイラに併設される排煙脱硝装置により、運転時に発生する窒素酸化物の排出量を抑制し、環境負荷の低減を図ることができるという。
情報源 |
東京電力(株) プレスリリース
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機関 | 東京電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境負荷 | 窒素酸化物 | 東京電力 | 排熱 | ガスタービン | 火力発電所 | 熱効率 | 蒸気タービン | コンバインドサイクル方式 |
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