東京特殊電線(株)は、エネルギー効率と高周波特性に優れた低損失のトランスとコイルの販売を開始したと発表した。有限である化石燃料への対策や、東日本大震災以降の電力不足による節電から、電力消費を抑えながらいかに機能向上を図るかがテーマとなり、電気機器にもエネルギー効率の向上、つまりエネルギーの損失低減が求められている。今回販売開始したトランスとコイルは、単線による巻線に比べて高周波特性に優れた、同社開発の特殊線(編組線、三層絶縁電線)を使用。サーバーなど各種の情報機器、ハイブリッド車及び電気自動車、スマートハウスの電源に不可欠な基本部品であるトランス、コイルにおいて、高周波特性ならびにエネルギー効率を向上し、消費電力の低減を実現した。サーバー分野では、同社低損失トランスを用いることにより、電機機器の省電力化プログラム「80PLUS」で「プラチナ」のランク(電源効率94%以上)を取得することができたという。
情報源 |
東京特殊電線(株) What's New(PDF)
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機関 | 東京特殊電線(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | 電気自動車 | 消費電力 | エネルギー効率 | トランス | スマートハウス | 節電 | 東京特殊電線 | 低損失 | コイル |
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