京セラ(株)は、複雑で面積の小さい日本の屋根を無駄なく有効活用できる住宅用太陽光発電システムを、2011年11月1日より発売すると発表した。現在、2009年11月に開始された余剰電力買取制度の導入により、家庭での太陽光発電の設置容量は年々増えている。一方、複雑で面積の小さい日本の屋根に、より多くの太陽電池を設置し発電させるためには、太陽電池モジュール1枚あたりの大型化や高効率化だけでなく、限られた屋根スペースを無駄なく有効活用することが求められている。今回発売する製品は、さまざまな屋根の形や限られたスペースに効率的に設置できるよう、太陽電池モジュールの最適サイズと形状を追求し、屋根全体での発電量を高めることをコンセプトに開発したもの。これまでの標準的な横幅の長い長方形タイプ以外に、横幅を短くした長方形や屋根スペースの無駄を少なくできる台形タイプを新たに追加するとともに、太陽電池モジュールの配置を細かく調整できる専用の架台を開発した。これらを組み合わせることで、多彩な設置レイアウトが可能となり、太陽電池の搭載容量を向上させたという。
情報源 |
京セラ(株) ニュースリリース
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機関 | 京セラ(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 太陽電池 | 京セラ | 住宅用 | モジュール | 屋根 | 余剰電力買取制度 | スペース | 効率的 | 搭載容量 |
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