(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「水素需給の現状と将来見通しに関する検討」に係る公募を開始した(公募期間:平成24年8月20日~9月3日正午必着)。現在、水素は多くの産業で広く利用されており、2015年以降に燃料電池自動車の一般ユーザーへの普及が想定され、水素燃料の安定供給が欠かせない。同事業では、水素の需要と供給について、現状を調査し、中長期的な将来の見通しを検討し、両者のギャップ解析を行う。また、必要となる水素のサプライチェーン、その実現のための課題を検討する。調査内容は、1)水素サプライチェーンの整理、2)水素供給の現状と将来の見通し、3)水素需要の現状と将来の見通し、4)需給バランスの検討と課題の抽出、5)技術開発の方向性である。