(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、タイでキャッサバイモからデンプンを抽出した後の残渣(タピオカ残渣)からバイオエタノールを製造する技術の実証事業に着手すると発表した。同実証事業は、キャッサバデンプン製造工場から排出されるキャッサバパルプを対象に、我が国で技術開発された高温発酵酵母を適用し、80キロリットル/年のバイオエタノール製造能力を持つパイロットプラントによるバイオエタノール製造技術の有効性を明らかにするもの。2016年2月まで実証試験によるデータの評価、検証を行う予定で、実証事業終了後は、キャッサバパルプを排出する事業者に対して同素材を原料とするバイオエタノール製造工場の建設・稼動を指導して一号機を立ち上げる。NEDOでは、同実証事業により、タイ全土、さらにはキャッサバの栽培を行っているASEAN(東南アジア諸国連合)地域への技術の普及を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | バイオエタノール | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | タイ | 残渣 | キャッサバ | タピオカ |
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