世界資源研究所(WRI)は、関連団体の「WRIインド」が、エネルギー資源研究所(TERI)、インド工業連盟(CII)とともに、「インド温室効果ガス(GHG)プログラム」を立ち上げたと発表した。これは、インド企業によるGHG測定・管理方法の標準化を目指す自主的取組で、各社の削減目標に向けた進捗を正確にとらえ、収益力と競争力のある、持続可能な企業活動を促進するという。具体的には、各社のGHGインベントリ(排出量一覧)作成、削減方法の特定、毎年および長期的な削減目標の設定、その進捗の「GHGプロトコル」に基づく測定などを、様々なツールと技術で支援する。「GHGプロトコル」は、WRIと「持続可能な開発のための世界経済人会議」(WBCSD)が進めているGHG排出算定・報告基準で、現在、世界でもっとも広く用いられている。設立にあたり、ゴドレジ&ボイス社、フォード・モーター社(インド)、バイエル・グループ等、インドの大手20企業が参加した。
情報源 | 世界資源研究所(WRI) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | 世界資源研究所(WRI) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | 世界資源研究所 | WRI | インド | 排出量 | 削減目標 | 測定 | WBCSD | GHG | 報告 |
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