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 世界資源研究所、世界のGHG排出データをまとめたオンラインサイトCAIT2.0を開発

発表日:2013.07.10


  世界資源研究所(WRI)は、世界186か国およびアメリカ全50州の温室効果ガス(GHG)排出量など気候関連データをまとめた無料のオンラインサイト「気候分析指標ツール」(CAIT2.0)を開発した。これは、ニュース記事や政策提言等で頻繁に参照されてきた、2003年開設のCAITを強化したもので、政府や企業、学界、市民社会等のユーザーが気候変動問題について、より効果的に検討・理解・情報伝達できるよう設計されている。データは完全性や精度等を基準に選び、一貫した方法で国別データを作成。信頼しうる研究所や政府機関等の主要気候データを基に6種類のGHGのインベントリを提供している。ユーザーの使いやすさも追求し、例えば、インターネットに接続し数回クリックするだけで、世界のGHG排出データの閲覧、比較分析のための年・ガス・国別の絞り込み、可視化ができ、ダウンロードも可能。取り出したデータにはURLが振られるため、データ共有も簡単にできる。CAIT2.0は、現在テスト段階にあり、WRIではサイトの改善に向けた意見を募集している。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 温室効果ガス | 世界資源研究所 | WRI | 気候 | 排出量 | インベントリ | データ | 指標 | GHG | CAIT
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