国連環境計画、「排出ギャップ報告書2013年版」で温室効果ガス削減対策の早期拡充を要請

発表日:2013.11.05

国連環境計画は、ワルシャワで開かれる国連気候変動会議を前に、世界17か国の科学者らが作成した「排出ギャップ報告書2013年版」を発表した。これによると、2010年の世界の温室効果ガス(GHG)排出量は50.1Gt(CO2換算)に達し、従来通りの対策では2020年には59Gtに増加するという。21世紀末までに最低限のコストで世界の気温上昇を2℃以下に抑えるには、2020年までにGHG排出量を44Gt以下にする必要がある。各国の排出削減約束が実行されたとしても、2020年に見込まれる排出量と目標達成レベルとの間には8~12Gtもの隔たり(ギャップ)があるという。ギャップ解消は難しいが、すべての国が直ちに削減努力を拡大すれば可能であるとし、その具体策として、気候交渉における約束の強化や、エネルギー効率化・再生可能エネルギー促進・化石燃料補助金改革等の分野での国際協力拡大を提示した。今回の報告書では農業部門における排出削減の有効性についても分析し、不耕起農法など各種対策の導入拡大を提案している。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | 国連環境計画 | UNEP | 農業 | 排出削減 | 排出量 | 気温上昇 | GHG
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