国連環境計画、世界の気温上昇を2℃に抑えるには今世紀後半までにカーボンニュートラルを実現する必要ありと報告

発表日:2014.11.19

国連環境計画は、ペルーのリマで開かれる国連気候変動会議を前に、「排出ギャップ報告書2014年版」を発表した。報告書では、各国が約束した削減目標で世界の気温上昇を2℃に抑えることが可能かを、IPCC第5次評価報告書等のデータに基づき分析している。報告書によると、世界の温室効果ガス(GHG)排出量は1990年以降45%以上増加。気温上昇を2℃に抑えるには、GHG排出量を2030年までに2010年比で15%以上削減、2050年までに50%以上削減、2055~2070年にカーボンニュートラルを実現、2080~2100年には全GHG排出量を正味ゼロとする必要があるという。必要な削減量と各国削減目標とのギャップは、2020年にCO2換算で最大10Gt、2030年は最大17Gtと予想されるが、有効な排出削減対策の実施でギャップ解消は可能だという。この他、2020年まで対策を先送りすることで後々コスト増を強いられること、エネルギー効率化は気候変動緩和だけでなく持続可能な開発にも寄与すること等も指摘している。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | 国連環境計画 | UNEP | 排出削減 | 排出量 | カーボンニュートラル | 気温上昇 | GHG
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