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 欧州化学物質庁、成形品中の高懸念物質の届出をオンラインでできるウェブフォームを開設

発表日:2012.11.23


  欧州化学物質庁(ECHA)は、2012年11月23日、EU内で成形品を製造または輸入する事業者が、成形品に含まれる高懸念物質(SVHC)をオンラインで簡単に届出ることのできるウェブフォームを新たに開設したと発表した。同フォームはECHAのウェブサイト上で提供されており、入力にはREACH-IT(オンラインプラットフォーム)のアカウント・ナンバーが必要。このナンバーは、REACH-ITに登録すれば入手できる。成形品の輸入者および製造者は、物質の含有量など一定の要件のもと、成形品中の物質が認可対象のSVHC候補リストに収載されると、その6ヶ月以内に同物質をECHAに届出る必要がある。2012年6月18日に同リストに追加された13物質については、同年12月18日までに届出が必要となる。物質に関する法的要件などの支援情報は、ECHAのウェブページに公開されている。届出にはこのウェブフォームのほか、従来のIUCLIDも利用可能。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 欧州化学物質庁 | ECHA | REACH | オンライン | 高懸念物質 | SVHC | 届出 | 成形品
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