(独)産業技術総合研究所、チタン酸化物負極材料の粒径制御技術を開発

発表日:2014.01.27

(独)産業技術総合研究所は、リチウムイオン二次電池用の負極材料であるチタン酸化物H2Ti12O25(HTO)(※左記2,12,25は下付文字)の充放電量を高容量化できる粒径制御技術を開発したと発表した。車載用や定置型電源用として、負極に酸化物系材料を使用した大型リチウムイオン二次電池が期待されているが、現行の負極材料であるチタン酸リチウムLi4Ti5O12(※左記4,5,12は下付文字)は酸化物重量あたりの充放電容量が175mAh/gと低く、より高容量の材料が望まれていた。今回開発した技術は、HTO合成の原料であるチタン酸ナトリウムNa2Ti3O7(※左記2,3,7は下付文字)粉体を粒径制御することで、HTOの酸化物重量当たりの充放電容量を約250mAh/gに高容量化した。また、従来の製造プロセスの簡単な改良により高容量化、レート特性の改善ができることから、電気自動車、ハイブリッド車などの電動車両用リチウムイオン二次電池の高容量化・低コスト化につながるものと期待されるという。

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