(株)富士経済は、2014年1月から4月にかけて、HV(ハイブリッド車)、PHV(プラグインハイブリッド車)、EV(電気自動車)と関連部品の世界市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2014年版HEV、EV関連市場徹底分析調査」を発表した。調査結果によると、HV市場は、2013年は北米や欧州での販売が増加したことで、2012年比4.4%増の165万台となった。なお、米国や欧州ではPHV、EVに特化した優遇制度が展開されており、HV投入を控える動きがみられることから、2030年は2013年比3.9倍の643万台になると予測された。また、PHV市場は、北米が半数以上を占め、2013年は9万台で、米国の自動車メーカー各社がPHVに注力していることや欧州でもPHVの本格参入などにより需要が広がるとみられていることから、2030年には304万台(2013年比33.8倍)になると予測された。さらに、EV市場は、2013年は12万台で、欧米や中国での優遇制度により、2030年には280万台(2013年比23.3倍)になると予測された。
情報源 |
富士経済グループ プレスリリース(PDF)
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機関 | 富士経済グループ (株)富士経済 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | 電気自動車 | EV | 次世代自動車 | プラグインハイブリッド車 | 富士経済 | 市場調査 | PHV | HV |
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