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 外務省、ミャンマーにおける廃棄物最終処分場の改善に対する支援内容を発表

発表日:2019.02.18


  外務省は、平成31年2月18日、ミャンマー連邦共和国の国連人間居住計画ミャンマー事務所長と駐ミャンマー大使との間で、6億2,400万円の無償資金協力「ヤンゴン市における廃棄物処理緊急改善計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。同国のヤンゴン市にあるティンビン廃棄物最終処分場では、分別されていない廃棄物が野積みされているだけの状態であったこと等が原因となり火災が発生している。同処分場周辺の大気状態は悪化し、周辺住民が呼吸器の不全等を訴える状況となっている。この支援は、同処分場に対し、既存埋立場の改善に必要な機材を供与するもの。この支援により、1日約1千トンの廃棄物が適切に処理され、火災の再発生を防ぎ、安全かつ持続可能な廃棄物管理システムが確立される見込みである。また、この事業による適切な廃棄物管理体制の整備は、不適正処理の減少を通じてプラスチックごみの海洋への流出を未然に防ぐことに繋がるという。

情報源 外務省 報道発表
機関 外務省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 外務省 | 海洋 | 廃棄物 | プラスチックごみ | 廃棄物管理システム | ミャンマー連邦共和国 | ヤンゴン市における廃棄物処理緊急改善計画 | ヤンゴン市 | ティンビン廃棄物最終処分場
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