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 電通テックなど、ビール製造残渣を原料とするプロダクト開発を推進

発表日:2020.08.19


  (株)電通テックと(株)事業革新パートナーズ(BIPC)は、ビール製造時に出る大麦の残渣を原料とするプロダクトの共同開発に着手すると発表した。(株)電通テックは、(株)電通グループが直接出資する子会社のひとつで、プロモーション事業の一環として、顧客企業の課題に対応したプロダクト開発なども手掛けている。一方、BIPCは、金型業界などの海外展開支援サービスや、バイオプラスチックの研究開発・製造を主軸とする企業で、「プラスチック資源循環戦略(令和元年5月決定)」に基づく施策において石化由来樹脂のヘミセルロース代替に関する実証に取り組んでいる。今回、BIPCがビール製造残渣からヘミセルロースの抽出・精製に成功したことから、ビール製造工場で排出された大麦残渣をバイオプラスチック素材としてアップサイクルする技術の確立が現実味を帯びてきた。プロダクトのイメージは「大麦からできた樹脂製容器・食器」で、(株)電通テックが製品開発とともに、環境配慮型の新しいマーケティング・ソリューション提案を推進するという。

情報源 (株)電通テック NEWS
(株)事業革新パートナーズ お知らせ
機関 (株)電通テック (株)事業革新パートナーズ
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 残渣 | バイオプラスチック | ビール | ヘミセルロース | 事業革新パートナーズ | 大麦 | プロモーション事業 | プロダクト開発 | 石化由来樹脂 | マーケティング・ソリューション
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