(一社)渋谷未来デザインは、KDDI(株)と協力し、最新のテクノロジーを活用することでファッションの表現の可能性を広げながら、アパレル業界のサステナブルなモノづくりを支援するプロジェクトを開始する。現在のアパレル業界は、1つの商品を生産するまでの企画、デザインの段階において多くの実物サンプルが制作されており、それには多くの時間とコストがかかり、廃棄処分される布地も大量に発生することが課題と考えられている。業界の課題に対し、KDDIと(株)KDDI総合研究所は、5Gやスマートグラス、バーチャルヒューマンなどのテクノロジーを活用して、アパレル業界のサプライチェーン全体をDXし、サンプルレスで資源の無駄がないサステナブルなモノづくりを支援するアパレルDXの取り組みを行っている。この取り組みの一環として、KDDIは渋谷未来デザインと共に、ファッション専攻の学生がデザインした衣服を3DCG化し、スマートグラスを通して鑑賞可能にした。デジタル作品に近付いたり回り込んだりしながら鑑賞することで、素材感やコーディネートの確認が可能となり、サンプル製造にかかる時間やコスト、廃棄物を削減できるようになる。両者は、ファッション業界の将来を担う学生にテクノロジーを活用したモノづくり体験の機会を提供することで、将来的なデジタルニーズに対応したクリエイター育成の支援と、将来を見据えた社会課題の解決を目指すという。
情報源 |
(一社)渋谷未来デザイン プレスリリース
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機関 | (一社)渋谷未来デザイン KDDI(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 廃棄物 | サプライチェーン | KDDI | 5G | アパレル業界 | DX | 渋谷未来デザイン | スマートグラス | サステナブルなモノづくり | デジタルニーズ |
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