環境省は、令和4年度から有識者・専門家で構成される研究会・検討会で議論を重ねてきた「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の活用に関する基本的な考え方」を公表した。研究会は令和5年2月から3月にかけて3回開催され、検討会は令和5年12月から令和6年3月にかけて4回開催された。マスバランス方式を用いる際には、環境効果の把握、環境価値の適正な管理、適切な表示・コミュニケーションの3要素が必要とされる。これにより、バイオプラスチックや再生プラスチックの利用による環境価値を適切に評価し、ユーザーや消費者に正しく伝えることが求められる。