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 鎌倉市、花王・慶應と「リサイクリエーションラボ」を開設

発表日:2022.05.30


  鎌倉市は、花王(株)と慶應義塾大学および参加企業・団体の共創により「リサイクリエーションラボ」を開設する。鎌倉市では、2016年より花王と市内ガールスカウトなどと連携し市民参加型のプラスチック回収活動を行ってきた。一方、同市は、内閣府のSDGs未来都市に選定されており、「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現をめざしてごみの減量や資源化を推進してきた。2021年10月に慶應義塾大学が代表機関となり、参画企業21社(幹事企業:株式会社カヤック)、参画大学(関西学院大学、国際大学、ものつくり大学)と、鎌倉市の共創により応募提案した研究プロポーザルが、科学技術振興機構(JST)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の育成型(地域共創分野)プロジェクトとして採択された。今回、同プロジェクトで慶應義塾大学が持つデジタルプラットフォーム・IoT・3D製造技術を鎌倉市に導入するため、同市に研究拠点を開設する。産官学民が連携して市内で排出されるプラスチックをより付加価値のあるものに再商品化し、地域に還元することで循環型社会の構築をめざすという。

情報源 鎌倉市 記者発表資料
花王(株) ニュースリリース
慶應義塾大学SFC研究所 プレスリリース(PDF)
機関 鎌倉市 花王(株) 慶應義塾大学
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 花王 | 慶應義塾大学 | IoT | SDGs未来都市 | 鎌倉市 | COI-NEXT | リサイクリエーションラボ | プラスチック回収 | 株式会社カヤック | デジタルプラットフォーム
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