青森市は、市内のIT企業「株式会社フォルテ」と電気通信大学が、積雪を利用した実証実験を行うことを公表した。実証実験を行う場所は、市内廃校の屋外プール。雪と外気の温度差を利用して発電を行う。令和4年11月28日にはフォルテの代表取締役および電気通信大学の研究者らが市長の表敬訪問があり、実証実験場所を視察した。令和4年、青森県の酸ヶ湯(同市荒川)で185センチメートルを超える積雪が観測(12月18日16時現在)されるなど積雪に悩まされる一方、電力高騰が社会課題となっている。この実証実験は「雪国のカーボンニュートラル」を目指す新しい取り組みとして期待されるという。