松阪市立嬉野中学校で「環境にやさしいものづくり」をテーマに地域の未利用資源を活用したビジネスについての授業が行われる。これは中学2年生の探求学習「わくわく嬉野学」の授業の一環。嬉野中学校では、2年生を対象に「わくわく嬉野学」という総合的な学習の時間を設けている。2年生178人が4コース8講座に別れ、それぞれの講座を担当するメンターから講義を受ける。今回、市内で食用油の製造を手掛ける辻製油(株)が民間企業で初めてメンターとして参画。同社が行っている地元産のヒノキ間伐材からヒノキ精油を抽出し、アロマオイルや香水の原料として販売する事業を紹介しつつ、実際に小型の水蒸気蒸留機を用いてヒノキ精油抽出のデモンストレーションを行う。その上で生徒たちは、身近にある未利用資源を見つけ、アップサイクルしビジネス化することが継続して環境や社会に貢献できる手法の一つであることを学ぶ。初回の授業から約1年間、リサーチやフィールドワークを行いながら地域の課題抽出や未利用資源の活用法についてグループごとに検討。12月の発表会で成果を報告する。
情報源 |
辻製油(株) プレスリリース(@PRESS)
|
---|---|
機関 | 辻製油(株) 松阪市立嬉野中学校 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 間伐材 | ヒノキ | 未利用資源 | 中学生 | 松阪市 | 総合的な学習 | フィールドワーク | アップサイクル | ヒノキ精油 | アロマオイル |
関連ニュース |
|