日建設計は、建設業界のサーキュラーエコノミーを推進する活動「Circular Design Collective」を発足した。第1弾として、建築・土木に携わるすべての人が「循環型建築」の実現に向けて取り組むことができる環境づくりを目指し、そのアイディアやデザイン手法を集約した「Circular Idea Catalog」の開発を開始する。―――循環型社会への移行が求められる中、建設業界における資源枯渇と廃棄物処理の課題が深刻化している。世界の温室効果ガス排出量の約40%が建物の建設、使用、解体に起因し、建設および解体プロセスはすべての材料消費の約3分の1を占める。こうした背景から、日建設計は「Circular Design Collective」を通じて、建設廃棄物のアップサイクルや設計時から解体時の分解を容易にする取り組みを推進するというスタンスだ。「Circular Design Collective」は、建築・土木業界から「廃棄物」という概念をなくすことをミッションとし、「Vernacular(全ての部材は地球に還る)」、「Design for Disassembly(設計時から解体後の循環を考える)」、「Upcycling(廃棄物に命を吹き込む)」の3つの考えに基づいて循環型建築を実現する。”社会環境デザインの先端を拓く専門家集団”として、建設業界全体におけるサーキュラーエコノミーの知見を広め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していくという。
情報源 |
日建設計 NEWS
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機関 | (株)日建設計 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 廃棄物処理 | 温室効果ガス | 持続可能な社会 | サーキュラーエコノミー | アップサイクル | 資源枯渇 | 建設業界 | 循環型建築 | デザイン手法 | 環境負荷低減 14 件の回答 (合計 30 件) AI で生成されたコンテンツは誤りを含む可 |
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