東京電力は、福島第一原子力発電所内で保管する汚染水を処理した後の水(ALPS処理水)について、全4回中2回目(C群)に計画している海洋放出前のトリチウム等の濃度について測定結果を公表した。放出開始時期は9月下旬から10月初旬が予定されている。1回目の放出は、令和5年8月24日から9月11日までの19日間実施され、約7,788トン、1.1兆ベクレルが海に放たれていた。現在準備が進められているC群のトリチウム濃度は1リットル当たり14万ベクレル。100万ベクレル未満であることが確認されたとのこと。C群の貯蔵量は8,941トンで、すべて放出されれば1回目の放出を上回る約1.3兆ベクレルが放出されることになる。なおその他の放射性核種(C-14、Co-60、I-129)も検出されている(告示濃度限度以下)。
情報源 |
福島県 ALPS処理水の海洋放出に関する情報
処理水ポータルサイト 測定・確認用設備の状況 〔参考〕処理水ポータルサイト ALPS処理⽔ 測定・確認⽤タンク⽔の排⽔前分析結果(PDF) |
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機関 | 福島県 東京電力 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 東京電力 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 海洋放出 | 汚染水 | 放射性核種 | ALPS処理水 | トリチウム | C群 | C-14 |
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