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 広島ガス、山口県で森林の循環利用事業に関する協定を締結

発表日:2023.11.30


  広島ガス(株)は、山口県森林組合連合会と、山口県における森林の循環利用による二酸化炭素の吸収等についての協定を締結した。同社は、2019年11月の「このまち思い 広島ガスの森(広島市東区福田町)」の開設を皮切りに、広島県森林組合連合会との連携・協力協定を締結、広島県神石高原町の星居山国有林や石屋山国有林の林野庁との分収造林事業、竹原市仁賀町と北海道新ひだか町の森林購入など、森林保全事業を通じた直接的な二酸化炭素の吸収や中山間地域の活性化、バイオマス発電所における未利用木材の有効利用などに取り組んでいる。一方、山口県森連は、森林所有者が組織する森林組合と連携して、森林の造成・育成から、伐採された原木の販売・加工に取り組んでいる。近年、戦後造林されたスギ・ヒノキ人工林が本格的な利用期を迎え、「伐って、使って、植えて、育てる」森林資源の循環利用が推進されているが、木材価格の長期低迷や担い手の減少などにより、森林所有者や森林組合だけで森林整備を全て担うことが厳しくなっている。同協定の締結により、両者が協働して森林の取得・植林を含めた森林保全、さらに未利用木材の有効利用などの森林循環利用に取り組み、山口県の中山間地域の活性化、SDGs達成やカーボンニュートラルの実現に貢献していくという。

情報源 広島ガス プレスリリース
機関 山口県 広島ガス(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 広島市 | カーボンニュートラル | 神石高原町 | 山口県 | SDGs | 広島ガス | バイオマス発電所 | 山口県森林組合連合会 | このまち思い 広島ガスの森 | 森林資源循環利用
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