(株)東芝は、同社のグループ会社で、中国において水力発電設備の製造、販売、保守サービスを行う「東芝水電設備(杭州)有限公司」(東芝水電)が、中国・広東省の清遠揚水発電所向け発電設備に関して、調峰調頻発電公司と、ポンプ水車及び発電電動機、周辺装置の機器供給契約を締結したと発表した。今回の締結によって、中国国内の外資系企業として、初めて揚水発電設備の納入をすることになるという。揚水発電は、夜間など電力需要の少ない時間帯に余剰電力を利用して揚水し、位置エネルギーとして蓄える一方で、昼間など電力需要が大きくなる時間帯に水を落とすことで発電する水力発電方式。今回受注した320MW級ポンプ水車と発電電動機4セット及び周辺装置は、同社が持つ揚水発電の高い技術力と機器信頼性、及び世界最大級の単機容量470MWを持つ神流川発電所をはじめとした豊富な実績が評価されたという。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
|
---|---|
機関 | (株)東芝 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 東芝 | 中国 | 水力発電 | 余剰電力 | 揚水発電 | 広東省 | 位置エネルギー | ポンプ水車 | 電動機 |
関連ニュース |
|