パナソニックHDと海藻の研究開発スタートアップ・シーベジタブル(本社:高知県安芸市)は、海藻養殖を通じた社会課題の解決に向けた共同実証契約を締結した。締結内容には、海の生物多様性の保全・回復、食料問題、健康維持、CO2削減といった課題に取り組むことが盛り込まれている。──パナソニックHDは、長年培ってきたロボット技術やIoT技術を活用し、シーベジタブルの養殖施設での生産効率向上を目指す。シーベジタブルは、すじ青のりやとさかのりなどの海藻養殖技術を提供し、環境負荷の低減と食料供給の安定化を図る。両社の強みを融合することで、ネイチャーポジティブへの取り組みを推進する。具体的には、パナソニックHDの技術をシーベジタブルの養殖施設に適用し、生産効率の向上を検討する。また、パナソニックHDの従業員を対象に、養殖海藻の受容性や行動変容の調査を実施する。さらに、生物多様性の保全と起業家マインドの意識変革を図るための人材交流も行う。実証実験は、2024年11月15日から2025年11月14日までの1年間実施される。両社の取り組みは、企業のネイチャーポジティブ実践事例として注目されている。
情報源 |
パナソニック ホールディングス プレスリリース
シーベジタブル NEWS |
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機関 | パナソニック ホールディングス(株) (合)シーベジタブル |
分野 |
地球環境 健康・化学物質 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 生産効率 | CO2削減 | IoT技術 | 食料問題 | ネイチャーポジティブ | 健康維持 | 海藻養殖 | ロボット技術 | 共同実証 |
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