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 古河電気工業(株)、リチウムイオン電池用電解銅箔を製造・販売する新会社を台湾で設立

発表日:2011.02.01


  古河電気工業(株)は、リチウムイオン電池用電解銅箔を製造・販売する新会社(古河銅箔股份有限公司)を、2011年3月に台湾で設立すると発表した。リチウムイオン電池は、携帯電話やノートパソコン等の民生用に加えて、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の急激な普及に伴う自動車用の需要増が予想されている。電解銅箔はリチウムイオン電池の主要部材の一つで、同社は現在、世界シェア約40%以上を有している。今回、この電解銅箔の生産体制を拡充するため、すでに回路用銅箔で実績のある台湾に、生産能力500t/月の新会社を設立し、2012年9月に稼動を開始する予定。また、国内の今市工場(栃木県)では、2012年3月までに、現有設備の改造による効率化により、生産能力を現行の550t/月から約1,000t/月に増強する。これにより、2013年7月時点での同社の電池用銅箔の生産能力を1,500t/月体制とし、世界シェア60%を目指すという。

情報源 古河電気工業(株) ニュースリリース
機関 古河電気工業(株)
分野 地球環境
キーワード ハイブリッド車 | リチウムイオン電池 | 電気自動車 | EV | 古河電気工業 | 台湾 | HEV | 電解銅箔
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