三洋電機(株)は、環境対応車用リチウムイオン電池を生産する新工場を加西事業所(兵庫県加西市)内に竣工したと発表した。同社は、今後急速な需要拡大が予測される環境対応車用二次電池の開発と事業強化を進めており、すでに米・フォード社、ホンダ社、独・フォルクスワーゲン社にハイブリッド自動車(HEV)用ニッケル水素電池を供給している。また、HEV用では、フォルクスワーゲングループとリチウムイオン電池システム、仏・PSA プジョーシトロエン社とニッケル水素電池システムの共同開発を進めており、プラグインHEV用ではスズキ社の実証実験車両にリチウムイオン電池が搭載される予定となっている。こうした中、今回の加西事業所での新工場竣工により、今後大きく拡大する環境対応車用リチウムイオン電池分野において、複数の自動車メーカーの需要に対応できる供給体制が整うこととなる。同社では、当初、月産100万セル体制で生産を開始し、需要に応じて生産規模を拡大していく予定という。
情報源 |
三洋電機(株) ニュースリリース(PDF)
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機関 | 三洋電機(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | ニッケル水素電池 | リチウムイオン電池 | 三洋電機 | プラグインハイブリッド車 | 二次電池 | 環境対応車 | 加西事業所 | HEV |
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